マッド・ラボラトリー〜ラム・嗜虐の実験室その2〜


ラムはかまされた猿ぐつわを、口をもごもごと動かして、器用に外した。そして博士と助手を睨み付けて叫んだ。

「ウチを一体どうするつもりけ!?」

博士「さっき申し上げた通り。新種の遺伝子発見のお手伝いをしてもらおうと思って来ていただいているのだよ。それに君がこの星に来てくれたお陰で、地球外生命体の女性と地球人が接する機会も増えた。もちろんこの私も…宇宙人の女性の肉体がどう形成されているかの方にも、大変興味があるのだがね」

博士と名乗る白髪混じりの、見た目初老の男性は、蛇のようにぐねぐねと動く、棒状のものを手にしていた。直径約2、3センチ程度、長さは2メートル近くあろうだろうか。ある時は鞭のようにしなったかと思うと、突然硬直して教師が黒板を示す時に使う棒のようにもなった。

その先端をラムの鼻先に差し向ける。よく見ると、先端がパクパクと開閉している。まるで蛇の口のように。そしてまたぐにゃりとしなったかと思うと、本物の蛇そっくりに鎌首をもたげて、しゅっ!とラムに飛び掛り、その首にまとわり付いた。

その作り物の蛇が、首をくすぐり、肌をズルズルと這いまわりつつ胸元までやってきた。きれいに張り出したラムのバストの片方をぐるりと取り巻くと、先端の開閉部分が虎縞ブラの端をくわえ、ゆっくりと剥いてゆく。

「やあっ!」

博士の悪戯はそれだけに留まらなかった。片方だけ露になったバストに巻きついた「蛇」が、少しずつ巻きをきつくしてゆく。きゅうっ、と締められた乳房は更に盛り上がり、「蛇」の先端が意地悪く、乳房の頂上を突付いた。

「ちゃっ!」

眉根を寄せて身悶えするラム。自分に悪戯をする作り物の「蛇」をどうにかして振り払いたいが、上半身をよじっても、肩を揺すっても、どうにもならない。

博士「よく出来ているだろう?これはロボットなのだよ。君たちの科学の力には到底及ばないお粗末な物だがね。これには色んな面白い仕掛けがしてあってだね…例えば」

博士が、蛇ロボを持つ手の指先をちょいと動かす。蛇ロボが鎌首をもたげて、口をぱっくり開き、作り物の舌をチロチロと躍らせて見せた。その開いた口からは、唾液のような粘っこい液体が、ぽたりぽたりとラムの胸先に落ちてくる。

「ひっ!気持ち悪いっちゃ…」

博士「そう思うのは最初のうちだけ…直にそうは思わなくなるよ、ラム君」

博士の手元がまたちょいちょい、と動く。すると蛇ロボの全身から、透明な液体がにじみ出てくるではないか。

蛇ロボがずるずるとラムの乳房の周りを這いだす。這い回りながら、そこにテラテラと光る液体の軌跡を残す。

ひんやりしたその液体は、肌に染み込んでくるような感じがした。胸先に、乳房周りに。すると…そこが軽くではあるが、次第に、ジンジンジン…と、痺れてきたのだ。

「な、何だっちゃ、これ!?」

博士「君特製の、催淫剤だよ。特別にある成分で調合してあるのだよ」

蛇ロボが塗りつけてゆく液体が肌を通してラムを痺れさせてゆく。先に液体を塗りつけられた片方の乳先だけがジンジンと疼き、痺れがまるで乳首を嬲っているようだ。その痺れでピクンと立ち上がるラムの乳首。

ブラで隠れたままのもう片方の乳先までもが切なくなってきたラム。その間も蛇ロボが催淫剤を肌に塗り付けながら、ずるずると這いずり回っている。

ラムの大事な…恥丘を越えて、太股へと這って行く蛇ロボ。痺れが足へと広がってゆく。柔らかな内股も直に痺れて火照ってきた。それが導火線となって、ラムの股間までもが、次第に疼いてきだした。

眉をしかめて口を歪め、腰を精一杯よじり、太股を擦り合わせて、カラダに広がってゆく疼きを…ラムはもう、自身で抑える事が出来なくなってしまった。

閉じられたまぶたの裏に浮かぶのは、もちろん、あたるの姿であった。

「ああっ、ダーリン…」

ひとりで身悶えしつつ、つい、そんな言葉を漏らしてしまうラム。

博士「ラム君特製の催淫剤の効果は思った以上だ。君、ラム君の手足を自由にして差し上げなさい」

助手「はい、博士」

助手がラムの手足の拘束具を外し、彼女から離れた。最後に博士が、蛇ロボをラムの唇になすりつけ、口中に押し込む。んぐっ…ごくりっ…と、少しむせるようにして、蛇ロボが分泌する液体を飲み込むラム。彼女の口中から出てきたそれは、口からたらたらと透明な「催淫剤」をラムの全身に振り撒きながら、やがて博士の手元に納まった。

ラムがいる場所と、博士と助手のいる場所の間に、1枚の透明な壁が降りてきた。博士側からはラムが丸見え、ラム側からは鏡になっている、分厚いマジックミラーの隔壁だ。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ…ウチ、熱いっちゃ…」

全身が熱く火照り、痺れ、疼く。戒めを解かれたラムは、自身のブラをむしりとり、パンティをずり下げて、とにかく自身を慰め始めた。

(熱い、熱い、熱いっちゃ…ああっ、ウチの全部…ココも、ココも、ココも…全部っ…)

はぁはぁはぁ、と荒い息づかいで、自身のバストや、疼きの止まらない秘所を、手指で思い切り慰めるラム。

その姿態はすごく淫らで、とても人に見せられたものではなかったが、マジックミラーの向こうでは、マッドな博士とその助手が、固唾を飲んで、見守っている。

ラムは腹ばいになって、顎を床に着け背中を反らして乳先を床に擦りつけ、膝を立てて股間を開いた体勢になった。両手を後ろ側に回して、菊穴側から陰唇を大きく広げ、その間に指を挿し入れた。

「あふっ!ああっ!ダーリンッ!いいっ!いいっちゃっ!ああっ!!」

膣口を指先で突付いてはくるくると撫で回す。もう片手を床側に移動させ、下側から股間に伸ばし、包皮を剥いた肉珠を突付く。

「ひっ!いいっ!そこがいいっっちゃぁっ!ああっ、もっと、もっと、もっとーーーっ!!」

とぷとぷと溢れるラヴ・ローション。催淫剤の効き目もあって、いつもの比では無い量の愛液が、ラムの膣口から溢れてくる。それを粘膜に擦りつけ、肉珠を擦り続けるラム。

「あああっ!!き、気持ちいいっ!いいっちゃーっ!ああっ、もっと、もっと…」

ひとり芝居でよがるラム。膣口に右手の中指をツプッ、と挿入する。ぬぬぬ…と指の付け根まで挿し入れる。中をぐにぐにと自身で嬲る。それを抜き取ると、たっぷりの粘液がぽたぽたと零れた。

今度は人差し指と中指の2本を挿入する。

「ふっ、ふっ、んっ、んっ…あんっ!だめっ!だめぇっ…!」

一体何を想像しての言葉なのか。涙を流しながら、ただひたすら自慰に耽るラム。

今度は両手で徹底して秘所を擦り続ける。シュッシュッシュッシュッ…。

ラムの顔が歪む。もう少しでイケそうなのにイケないもどかしさに、歯を食いしばる。

「ダーリン…ダーリン…ッ!」

そんな痴態を見ながら、助手はキーボードに向かって、何やら打ち込み続けている。

博士「体液のサンプルもしっかり採取しておくように」

助手「はい、博士」

部屋のあちこちに零れた体液は、ラムが閉じ込められた室内の壁から出てきた細いケーブル状のものによって、採取されていった。

時々それがラムのカラダに直接絡みつき、口中や肌、秘所を突付いては、蠢きまわる。女体を攻める奇怪な触手が数十本。それに突付かれ絡まれる度に、ラムはびくびくっ、とカラダを震わせた。

「ひっ…いやぁっ…!」

汗と粘液でべたべたになったラムに、体液採取用の触手が執拗に絡みつく。

「あああっ!だめぇっ!いやぁっ!ダーリン、ダーリンッ!」

ラムの悲鳴が木霊する。そしてしばらくすると、触手たちは壁の中へと納まっていった。


だが、触手に嬲られた感触が、ラムのカラダに更なる刺激を与える結果となった。ゴムに覆われた床に仰向けに転がり、両足を大きく広げて秘所を弄り回すラム。腰をカクカクと動かしつつ、自身の指で粘膜を擦り続ける。

「はぁっ、はぁっ…だめぇっ…イケないっちゃっ…ああっ!」

すっかり赤く膨らんだ肉珠をどんなに嬲り尽くしても、指でナカを突き倒しても、絶頂に行き着けないもどかしさに、ラムは泣きながらオナニーを続けていた。

博士「そろそろいいだろう。君、例のものを彼女に」

助手「はい、博士」

助手がキーのひとつを叩く。すると、隔壁の向こう、ラムのいる側のゴムで覆われた壁に、切り取るような線が真っ直ぐ描かれた。それは長方形を描くとすっかり壁を切り取り、そこが前倒しに傾いた。

そこから何かが転がり込んできた。それは人だった。壁が再び元の位置に納まる。

そして、倒れていたその人物とは。

「ダ、ダーリン…」

今まで自慰で苦しんでいたラムの表情が、ぱっとほころんだ。

「ダーリン、どうしてここへ…」

よろよろと彼に近付くラム。

「あいててて…ラム!?…ここは一体…それに、お前…」

「ダーリン、会いたかったっちゃーーっ!」

カラダの疼きがまだ納まらないラムは、早速あたるの衣服を脱がし始めた。脱がされながら、あたるが頭を押さえてぼやいている。

「おかしいなぁ…」

「…何が?」 聞きながら、せっせとあたるを全裸にしてゆくラム。

そして、あたるの下着を脱がしたラムは、彼のイチモツを見て、驚いた。

「ダーリン、どうしたっちゃ!?それ…」

「うおっ!?」

あたるが見ると、いつもの比では無いサイズに勃起しているではないか。

「でも、いいっちゃ…ダーリン、ウチ、もう…我慢出来ないっちゃ」

その場に横たわるラム。そんな彼女を見て、あたるは頭がクラクラしてきた。

「もうっ、辛抱たまらんっ!」

そう叫ぶと、自身のイチモツを、ラムの秘所にグリグリとあてがった。既にぬるついて摩擦を失った互いの陰部。あたるのモノがムリムリムリ…と、ラムのナカに入りかけてくる。

「うくっ…ダーリンの、大きいっちゃ…」

「ぐぬうぅっ…」

ムリムリムリッ…ラムの膣口は思いっきり広げられ、肉管がパンパンになった。

「ちょっ…ダーリン、ウチのが…壊れそうだっちゃ!ああっ!」

無理矢理大きいモノを挿入されて、ラムは苦しそうに顔を歪めた。

それでも強引にラムを突くあたる。

「ひっ!うくっ!ダーリンッ!」

ラムは両股を思い切り開脚して、どうにか入り口だけでも広くしようと試みた。

ズンズンと突き続けるあたる。腰の動きを早める。

「ダーリンッ!ダーリンッ!!」

もうラムはイクどころではなかったが、とにかくあたるの突きを受け入れるしかなかった。

烈火の如く腰を動かすあたる。やがてラムの子宮口に、噴水のように勢いよく、彼の熱いものが注がれた。

「ちゃあぁぁぁぁーーーーっ!!!」

尋常で無い勢いと量のあたるの精液が、ラムのナカを突き上げ、彼女はそれで全身を大きくびくつかせた。

抜き取った彼のペニスは、いつもの大きさに戻っていた。そしてラムの膣口からは、大量の白濁汁が零れてきた。

「どういう事…だっちゃ?」

「いや…きれいなお姉さんにだな…ジュースを飲まされてそれから…」

「また浮気してたのけ!?」

「…あれ?今日は電撃は?」

「今日は電撃は…出せないっちゃ…」

「ところでお前のツノに着いてるこれは何だ?」

あたるがラムのツノを覆っていたキャップ状のものを“スポン”と外した。

するとラムのカラダから…パリパリと放電が。

「ダーリンの浮気は後に置いといて…」

全身に充電するラム。体が青白く輝きだす。逃げ場が無いので壁に張り付くあたる。

「よくもーーーーっ!ウチのカラダをオモチャにしてくれたっちゃねーーーーっ!!」


バリバリバリバリーーーーーッッ!!


隔壁が吹っ飛び、向こう側の博士と助手が黒こげになって倒れていた。もちろん、機械類も何もかも、全てが無残な姿に変わっていた事は言うまでも無い。

博士「サンプルがぁ…データがぁ…」

助手「はぁ。今ので全て、パァです…」


その後、全ての事情を電撃で脅して聞き出したラム。

ラムに使われた「催淫剤」は、あたるの汗から抽出したフェロモンに、梅干の成分を加えたものだった。そしてあたるがあのような事になっていたのは、媚薬入りのジュースを、罠とも知らずに飲まされたからであった。そしてもちろん実験の相手として、あの部屋に送り込まれたのだった。

「あんな変な手を使わなくたって!ウチとダーリンは普通の夫婦だっちゃ!本当に余計なお世話だっちゃ!!」

その後、元の生活に戻ったラムは、翌月も月のモノが止まる事は無かった。つまり、あの日はまったくの安全日だったのだ。

そしてマッドな博士達の元から解放された数日後の事。

「ダーリンが浮気するのはいつもの事だけど…あんなにひどいダーリンなんて初めてだったっちゃ!」

「だからって…ラム…」

「しばらく相手するのはやめようと思ってたんだけど…ウチも、我慢出来なくなってきたっちゃ…」

「まさかあの催淫剤、使ったんじゃ無いだろうな!?」

「あんなの使ったんじゃ、いくらダーリンでも体力持たないっちゃよ」

「何を言っとるか。オレのは底無しじゃ」

「普通にするのが…一番だっちゃ…ダーリン…」

「オレももう、辛抱たまらんっ…」

ということで、今夜も“普通に”ナニする、ふたりであった。

--- E N D ---

あとがき


[ MENUに戻る ]