かわいいひと・2 (例えば・実家編その8)


この話は、ふたりが成人を過ぎてしばらくした頃、まだ実家にいた時の短い物語である。

「寒いからぬくぬくして、ダーリン♪」

「何を突然…お前は寒さに強いだろ?アホな事言っとるんじゃないっちゅーの」

「だってホントに寒いっちゃよ。だからぬくぬくして、ダーリン」

「ぬくぬく…って…あのな…ぬくぬく以上のもんがあるだろーが…」

「だからダーリンはエッチなんだっちゃ。ムードってものがあるでしょ?たまには“うん、わかったぞ。ぬくぬくしてやるぞ”とか言えないのけ?」

「…恥ずかしくて言えるか、っちゅーんじゃ…」

「いっつも“恥ずかしい、恥ずかしい”って、ダーリンがやってる事の方が…うーーんと、恥ずかしいっちゃよ…」

「あのなっ、アレの何が恥ずかしいっちゅーんじゃっ。ラムだって…」

「“ラムだって”…で、何?」

「…いや…ラムは、その、アレだ…その、恥ずかしい、とか…思ってんのか?」

「…恥ずかしく無いワケ無いっちゃよ…もうっ」

「そ、そっか…改めてこう、話してみると、アレだ…な、アレもアレで、恥ずかしい…かも、しれんな…」

「明るい時間から…何言ってるっちゃ、ダーリンの…バカッ」

「しかしお前だって…“ぬくぬく”したら、それだけじゃ…済まなくなる、だろ?」

「えっ…そ、そんな事無いっちゃよ〜…あははははっ…」

「それでも“ぬくぬく”したいのか?…知らんぞ、その後…」

「ウチ…ちょっとドキドキしてきたっちゃ…」

「何で?」

「ダーリンにぬくぬくしてもらってるの考えたら…ちょっとドキドキしてきたっちゃ」

「じゃあやめとくか?それともドキドキついでに…と」

「ついで、って何だっちゃ、ついで、って」

「だからついでに…っと…。ほれ…」

「…ちゃっ…」

「ラム、お前…体冷えてるぞ。こっちが寒くなりそうじゃ」

「ダーリンの体…あったかいっちゃ…うふっ…」

「放電してあったまるとか、しないのか?」

「だって冷えてないと…ダーリンこうやって…ぎゅーってしてくれないでしょ?」

「…ちっとは、あったまったか?」

「…まーだ…」

「当分、このまま、か?」

「当分、このまま、だっちゃ」

「ラムのアホ…」

「アホで結構だっちゃ…」

あたるの部屋。ふたりは立って抱き合いながら、そんな会話を続けた。

「そろそろ…いいだろ?」

「明るい時間なんだから…だーめ」

「んな事言っとると…無理矢理…だぞ?」

「ダーリン、そんな事しないっちゃ。でしょ?」

「…まだ、だめか?」

「…ダメだっちゃよ、まだ明るい時間なんだし…」

「明るい時間もくそもあるか。んな事気にしてたか?今まで」

「でも…今日は、だーめ…」

「なぁ、ラムゥ〜〜」

「甘えた声出したってダメっちゃ」

「くそ〜〜こうなったら実力行使で〜〜っ!」

「…あん、だめぇ…まだ、だめだっちゃ…」

「じゃあどうすりゃいい、っちゅーんじゃ〜」

「それじゃあ、キスだけなら…」

「キスだけ、って、なぁ…」

「ウチのここに…キスして…ダーリン」

「んっ…」

あたるはラムが指差したうなじに、軽く喰らい付くように、キスをした。

「あんっ…ダーリン、くすぐったい…っちゃ…やんっ…くすぐったい…」

「あんま…焦らすと…このまま…押し倒すっ」

「…お母様が来たら…どうするっちゃ…」

「最近めったな事で来ないだろ?」

「でもぉ…」

「やっぱその気に…なってきとるんじゃないか…ラムの、アホ…」

“アホ”と言ったと同時に、あたるはラムの唇に唇を重ねた。

「ダァ…リッ…んっ…」

「んっ…」

あたるはラムの細い体を抱き締める腕に、先より少しだけ力を入れた。生温かいキスの温度。口角から垂れる唾液の味。互いのそれをすすって飲み込む、あたるとラム。

少しして顔を離すと、あたるの鼻先でラムが言った。

「…いつもだけど…ダーリンのキス…すっごく上手いっちゃ…。口の中で…エッチしてる、みたい…」

「…そっか?」

「体の芯から…ドキドキして…熱くなってくのが、わかるっちゃ…。ウチの体…全部…」

「キスだけじゃあ…足りなくなってきたろ?」

「…まだ明るいから…うんと優しくしてね…ダーリン…」

ラムはひとまとめに結んだ髪を手際よく解くと、頭を左右に振ってそれを広げた。

「ダーリン、ドアの鍵閉めて、カーテン引いて、お布団敷くっちゃ」

「おい、ラム…お前その気になったら、すぐ実行に移すのな…」

「だってぇ…このまま押し倒されて畳の上で…じゃ、イヤだっちゃよ」

「そりゃそーだが…お前が言ってた“ムード”ってやつ、さっきのからそのままなだれ込んだ方が、雰囲気出たんじゃないのか?」

「もうっ、だからダーリンはわかって無い、って言うんだっちゃ。そういうのと、ウチが言ってる“ムード”は違うっちゃ!」

「そういうもんかねぇ…ようわからんわ」

あたるにはラムの言う“ムード”が今ひとつピンと来ない。ラムはどうしたいのか、何をもってして“ムードがある”と思うのか。かと言ってラムの望むような演出が自分に出来るとは思えなかった。とにかく女のラムの考えている事が…男のあたるには計りかねたのだ。

全裸になったふたり。布団に潜り、肌を合わせ、カラダを絡ませる。ラムがあたるの胸の下で艶っぽい吐息混じりの声をあげながら、あちこちから放電し始めた。

「もっと…もっと…ぬくぬくして、欲しいっちゃぁ…ダーリン…」

「これで…十分…あったまってるだろ?…それともまだ寒いのか?」

「そうじゃないけど…もっと…ぎゅーって、してくれたら…ウチ…嬉しいっちゃぁ…」

「…こうやって、セックスしてるのと…違う、ってのか?」

「ダーリンたら…ちっともわかって無いっちゃ…」

「回りくどい言い方されても、オレにはちっともわからんぞっ。もうちっとわかりやすく言え、っつーの」

「だから、抱っこしてくれればいいだけなのに」

「だから、どのくらいっ!?」

「うーんと…なるべく長く、だっちゃ」

「で、そっから先は?」

「ウチがいい、って言うまで…だーめ…」

「あのなっ、ここまで来てそりゃ無いだろーがっ」

と、あたるは業を煮やしたのか、ムッとした表情になって、少し乱暴なキスをラムにしてきた。そして片手で彼女の秘所をまさぐると、そこは既にしっとり濡れていた。陰唇の狭間を指で擦ると、ラムのぬるついた体液が分泌されてくる。

「んっ、んんっ…」

キスをしながら呻くラム。しかし別段嫌がる態度をとる様子も無く、あたるの前戯を受け入れていた。やがて解けるふたりの唇。

「あっ、んっ…ダーリンの…バ、カ…」

そう言いながら、ラムはあたるのカラダにしっかとしがみ付いた。ラムの指先からあたるの背中に、ピリピリした電気の刺激が流れ込んでくる。

「ダーリン…ダァ…リンッ…ウチの、事…いつも…」

「…いつも?」

「いっぱい…いっぱい…いじめて…る、っちゃぁ…」

「…何でじゃ…」

「ダーリン、に…はぁっ…あ、あ…いじめ、られて…カラダが…熱い、っちゃ…はぁっ、はぁっ、はぁっ…」

「だったら、もう…あっためんでも…いいだろ?」

その後のラムはうわ言のようにあたるの名前を呼び続けた。

「…好、き…ダー、リン…」

普段聞き慣れている“好き”という言葉を、こういう時に言われると、あたるはなぜか“ぞくぞくっ”とした。ラムに言われる度に、気持ち良い身震いが全身を軽く走るのだ。

「ラ、ム…」

そしてあたるはラムという名の“媚薬”に酔わされて、彼女のヴァギナにペニスを挿入する。ラムのカラダはいつでもあたるを心地良くさせ、彼をすんなり受け入れてくれる。

「…ダーリン…ダー…リ、ン…好き…好、き…大、好き…」

「はっ、はっ、はっ…はっ…」

やがて“ビクンッ”とラムのカラダが爆ぜた。すると、彼女のヴァギナが収縮してあたるを絞った。そしてふたりして果て、接合を解いた後。ラムはころりと転がって、あたるに背を向けた。

「ラム…」

「ダーリン…ウチの事…好き?」

「…だから、それは…言っただろ?」

「何て?」

「だから…アレだ…うん、言ったぞ、確かに言った」

「好き、って言葉じゃなかったっちゃ」

「(なーんでわからんのじゃっ)…い、いまわの際に…と、言っただろ?」

「ね、ダーリン。今度はホントにぬくぬく抱っこして…」

「何で今更…」

「いいから…ね?」

そしてあたるはラムを背中から抱きすくめた。

「言っとくが、ラムに言われたからこーしたんじゃないぞっ。オレがしたくてしたのだっ」

「うふふっ、ダーリンらしいっちゃ」

そしてラムはあたるの腕の中で、くるりと反転して、カラダの向きを変えた。今度はあたると向き合いその胸の中に顔を埋めるラム。

「ダーリンの…腕の中…気持ちいいっちゃ…」

それから少しすると、ラムは小さな寝息を立てて眠ってしまった。

「…何だよ、ぬくぬくしろだの、いじめてるだの…散々言いおって…。しかし、こうしてる時は…か…(かわいい)…んだがなぁ…」

ラムが眠っているにも関わらず、あたるは肝心な言葉をぐっと飲み込んだ。そしてしばらくすると、あたるも心地良い眠りの中へと入っていった。


そして翌日の夜。

「何?面堂から新年会のお知らせだと?」

「だっちゃ。終太郎から招待状が来たっちゃよ。行くでしょ?ダーリン」

「うーむ、しのぶやサクラさんたちが招待されておれば、オレも行ってやってもいいが…あっ」

「何偉そうに言ってるっちゃ。皆招待されてるに決まってるっちゃよ」

「…珍しいな、ラム」

「何が?」

「オレが他の女の名前出しても怒らんとは…熱でもあるのと違うか?」

「いい加減ダーリンのそういうところに慣れとかないと。で、行くのけ?行かないのけ?」

「一応行ってやる、と面堂にそう返事しとけっ」

「ホントは行きたいくせに。素直じゃないっちゃ、ダーリン」

そして次の日曜日に、面堂邸で新年会が開催された。もちろんあたるも出席した。

「ラムさん、お久しぶりです。お元気そうで何よりです。…何だ、諸星も一緒か」

「自分から招待状出しといて、よく言うわっ」

「ラムさん、諸星は相変わらずでしょう。貴女も気苦労が絶えませんね…お気の毒に」

「別に〜、ウチ全然っ、気苦労も何も無いっちゃよ?そういう終太郎はどうなのけ?」

「高校を卒業してから、毎日が勉学と鍛錬の日々ですよ。気が休まる間もありません。しかし、こうしてラムさんにお会い出来ただけで…今まで張り詰めていた気持ちがほぐれていくのがわかりますよ」

「ふーん、そうけ?」

「ええ…そしてもし、ラムさんが傍にいてくれたら、同じ繰り返しの毎日ももっと違ったものになっていたはず…そう思っています、今でも」

「…おい、面堂。公の場で何を今更…」

「こういう事は、周りを気にしていたら言う機会が無いだろうが」

「でも今でもウチ、ダーリンと一緒にいられて、すっごく幸せだから…」

「…その言葉だけは…貴女の口から聞きたくなかったですよ、ラムさん…」

「場もわきまえず、ラムを口説こうとするからじゃ」

「諸星っ、さっきからイチイチうるさいだろうっ!?僕はラムさんと話しているんだ、ラムさんとっ!」

「ラムを何度口説こうが…」

「ラムさんを泣かせてばかりいたくせに…やけに自信満々だな、諸星…それほど自信があるというのなら…ラムさん、ちょっとこちらへ。よろしいですか?」

「何だっちゃ?終太郎」

「ちょっとお話したい事が。諸星抜きで」

「オレがいちゃ、何か都合の悪い話でもするんじゃあるまいな?」

「そんなに心配だったら、貴様も一緒に来るか?ちょっとこの部屋の隅で、ラムさんとふたりきりで話しがしたいだけだ」

「そんなにラムと話したいなら、勝手にすればよかろう」

そして面堂は大広間の隅にラムと行くと、そこで何やら話し始めた。あたるはその様子が気になるらしく、他の女性に声をかけつつも、時々ふたりの方をちらちらと見やった。

すると。ラムがぷりぷりしながら、あたるの元に飛んできた。

「何だったんだ?面堂の話ってのは」

「どうもこうも無いっちゃ!今更ウチを口説こうなんてっ!ウチ、ダーリン以外とは…」

「ラムッ、お前何か余計な事、言ったのかっ!?」

「ダーリン以外とは一緒にいたくない、って言ってきただけだっちゃ」

「あ、そ…(ふぅ〜〜)」

「いっそホントの事言っちゃえば良かったかな〜」

「ホッ、ホントの事って…ラムッ」

「何焦ってるっちゃ。何も言うわけ無いっちゃよ。…ウチとダーリンだけの…ひ・み・つ♪だもーん♪うふっ」

「秘密…ねぇ…」

「それとも言った方が良かったけ?」

「バッ、バカッ!そんな事知れてみろっ、オレがどーなるか、わかって言ってんのか、お前はっ!?」

「ダーリン焦って、可愛いっちゃ♪」

「アホか…男にカワイイとか言うもんじゃなかろーが」

それからラムとあたるは高校のクラスメートとしばし歓談した後、ふたり揃って会場を後にした。

「終太郎〜まったね〜」

「ラムさん、お気を付けて…」

面堂は名残惜しそうに、ふたりの背中をいつまでも、見詰めていた。


その夜はラムのUFOに行ったあたる。ふたりしてベッド・インすると、あたるはキスするより先に、ラムのカラダをふわっ、と抱いた。力を入れずに、そっと。

ベッドに入ると、大体はあたるから仕掛けてくる夜の営みだったが、横になった途端、あたるが抱き締めてきたので、ラムは正直驚いたようだ。

「どうしたっちゃ?ダーリン」

「どーせまた“ぬくぬくしてっちゃ〜”とか言うんだろ?だったら先にやる事やっといた方がいいだろ?」

「珍しいっちゃねぇ〜ダーリンがウチの言う事聞いてくれるなんて」

「やだったら、いいんだぞっ」

「やな事無いっちゃ、嬉しいっ♪」

「しかし、アレだな…」

「な〜に?ダーリン」

「こうしておる間にも…生理現象が…」

「ちゃっ…ダーリンのが…」

「だからそろそろ限界…じゃ…」

「よく頑張ったっちゃ、ダーリン♪いい子いい子♪」

「やめろって、アホかっ、ガキじゃあるまいしっ」

ラムは“いい子、いい子”と言いながら、あたるの頭を嬉しそうに撫でた。

「だってダーリン、可愛いんだもん♪よく頑張ったから、いい子いい子♪」

「だから男にカワイイとか言うな、っちゅーとろーがっ。ラム、お前だって…」

「ウチがどーかしたのけ?」

「いや…ごほっ、げほっ…何でも…無い」

「ダーリン、大好きっ♪」

「そんじゃまぁ…ぬくぬくしてあったまった事だし…そろそろ…なぁ?」

「うん…いいっちゃよ…ダーリン…」

ふたりは上掛けの中に潜り込むと、子供同士がじゃれ合うようにして絡み合った。抱き合って絡み合い、互いの頬や耳やうなじにキスを落としていく。

互いの生肌に残る、ほんのり赤い、キスマーク。そしてラムは猫が飼い主を甘噛みするように、あたるの肩口に軽く牙を立てた。そこにも残る、小さな赤い印。

「いてっ、痛いだろ、ラム、やめろって、おいっ」

「ダーリン可愛いから…つい噛み付きたくなるっちゃ♪」

「何で〜?」

「だってぇ、恥ずかしがってばっかりなんだもん。可愛いっちゃ♪」

にぎやかなじゃれ合い…それがやがてラムの小さく大きく呻くような声だけに変わっていった。上掛けの中から聞こえるのは、ラムの艶かしい女の声だ。

「ダーリン、ダァリン…ウチの…ダァ…リン…あ、ぁぁ、ぁ…」

あたるのラムへの愛撫が、ふたりを熱くしていく。そしてあたるが…ラムのナカへと、入っていった…。

「ラム…目ぇ、つぶってみ…」

「…あっ、んっ…何で…だっちゃ…」

「…いいから…」

ラムのナカに入ってから、あたるも目をつぶった。

「なぁ…ラムのナカに…オレがいて…」

「んっ…ん…う、ん…はぁぁ…」

「何つーか…目ぇつぶってると…ラムを…直に感じてな…」

「う、んっ…」

「…気持ち…いい…っちゅーか…」

「ウチ、も…目を、つぶってると…ダーリンと同じ事…思ったっちゃ…あ、ぁ…ぁ…ぃ、ぃ」

「まだ…目ぇ、開ける…なよ…」

「う…ぅ、ん…」

「ラム…ぬくくて…気持ち、いい…ぞ…」

「ウチもっ、ウチもっ…ウチもっ!ダーリンッ!!」

目を閉じた世界は、視覚以外の感覚が強まるような…そんな感じをふたりは体感していた。目で見る以上に、相手を感じるのだ。外で、内側で、匂いで、味で、音で…。

「…高い所に…飛んじゃう、ぅ、ぅ…ダーリーーーーンッ!!」

いつも以上に高い所へ持っていかれ、そこからふたりして堕ちる感覚。ラムはあたるの名を呼んで、ぐったり脱力した…。


「今夜のダーリンは…変な事言ってばっかりだったっちゃ。恥ずかしくなかったのけ?」

「へっ!?」

「だって、“目ぇつぶってみろ”とか、そんな事言って…ふふっ、変な感じだったっちゃ」

「オレ、変だったか?」

「変だったけど…気持ち良かったっちゃ…うーんと…」

「(ああいうのは恥ずかしい事なのかっ!?そーなのかっ!?)…あのな、ラム…」

「何だっちゃ、ダーリン?」

「あのな…改めて言われると…恥ずかしくなってきたではないかっ」

「でも良かったっちゃよ?」

「もー言わんっ!ぜーったいに、言わん!!」

「えーーーっ、良かったのにぃ〜、またああ言って欲しいっちゃ、ダーリ〜〜ン」

「いや、1度言ったら言わないのっ!」

「でも今夜のダーリンは…良く出来ました、だっちゃ♪いい子いい子♪」

「またオレの事、可愛いとか言うつもりかっ!?」

「だって〜ホントにダーリン、可愛いんだもん。ウチの可愛い、ダーリンだっちゃ♪うふっ」

ラムはいつでも自分の“かわいいひと”に、直球を投げてくる。言葉だったり態度だったり、色々だ。

そしてあたるは自分の“かわいいひと”が投げてきた直球をどんな形であれ、受け止めている。

その関係はこれからも変わらないだろう。そしてお互いにとっての“かわいいひと”も。

--- E N D ---

あとがき


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